2025年最新版！おすすめビジネスマッチングサイト31選を徹底解説

本記事では、ビジネスマッチングサイトの利用を検討中の方に向けて、2025年最新版の情報をもとに以下の内容を詳しく解説します。おすすめのビジネスマッチングサイト31選の紹介はもちろん、ビジネスマッチングサイトの基礎知識や選定時のポイントまで網羅しています。

ビジネスマッチングサイトを活用すれば、新規顧客を効率よく開拓したり、自社にないノウハウを獲得したり、自社の商品やサービスを多くの企業に知ってもらうことが可能です。しかし、サービスごとにさまざまな特徴や料金体系があるため、どのサイトを選べばよいか迷ってしまう方も少なくありません。

そこで本記事では、おすすめのビジネスマッチングサイト31選を厳選してご紹介します。さらに、ビジネスマッチングサイトを利用するメリットや選ぶ際のチェックポイントについてもあわせて解説しますので、ぜひ参考にしてください。

おすすめのビジネスマッチングサイト31選

ビジネスマッチングサイト①：比較ビズ（株式会社ワンズマインド）

引用元：株式会社ワンズマインド「比較Biz」

比較ビズは、株式会社ワンズマインドが運営するビジネスマッチングサイトです。サイト運営開始から15年目を迎える老舗のBtoBマッチングサービスで、掲載されているサービスは20業種・224業務にも及びます。その規模は掲載企業数・発注会員数ともに日本最大級です。

登録企業数が非常に多いため競合も増えますが、月額15,180円（税込）で制限なく見込み顧客へのアプローチが可能なので、コストパフォーマンスの高いサービスと言えるでしょう。

ビジネスマッチングサイト②：発注ナビ（発注ナビ株式会社）

引用元：発注ナビ株式会社「発注ナビ」

発注ナビは、発注ナビ株式会社が運営するシステム開発やWeb制作に特化したビジネスマッチングサイトです。ITに詳しい専門のコンシェルジュが在籍しており、経験豊富なスタッフによるヒアリングを通じて、希望に沿ったマッチングを実現できます。

料金体系は月額型と課金型のプランが用意されており、案件内容に応じて費用が変動するシステムとなっています。

ビジネスマッチングサイト③：オンリーストーリー（株式会社オンリーストーリー）

引用元：株式会社オンリーストーリー「オンリーストーリー」

オンリーストーリーは、株式会社オンリーストーリーが運営するビジネスマッチングサイトです。最大の特徴は、登録者のほとんどが企業の社長や役員、執行役員といった決裁権を持つ層である点で、他のサイトに比べて商談から成約までのスピード感があることです。

また、ITやWeb広告、WebマーケティングなどWeb業界に強みを持っています。Web業界でスピーディーにビジネスを拡大したい方におすすめのマッチングサイトと言えるでしょう。

ビジネスマッチングサイト④：アイミツ（株式会社ユニラボ）

引用元：株式会社ユニラボ「アイミツ」

アイミツは、株式会社ユニラボが運営するビジネスマッチングサイトです。希望に沿った発注先候補を最短翌日までにピックアップしてもらえるスピード感が最大の特徴で、急いでビジネスを進めたい方に向いています。また、1社ごとに専任のコンシェルジュが担当につくため、初めて利用する方でも安心してマッチングを任せられます。

運営会社	株式会社ユニラボ
料金体系	発注側：無料受注側：月額プランと成果報酬プランの2種類（業種により異なる） ※例：IT業界 月額10万円～、その他業界 月額3万円～
登録企業数	約2,000社
実績数	約170,000件
特徴	専任コンシェルジュが企業ごとに担当、発注先候補を翌日までに提案
公式HP	https://imitsu.jp/

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ビジネスマッチングサイト⑤：一括.jp（株式会社eclore）

引用元：株式会社eclore「一括.jp」

一括.jpは、株式会社ecloreが運営するビジネスマッチングサイトです。年間10万件以上の問い合わせが発生する国内トップクラスの規模を誇り、累計掲載企業数も5,000社を超えています。豊富な経験と実績を持つサイトのため、できるだけ多くのリードを獲得したい方に特におすすめです。

また、料金体系もリード1社紹介につき5,000円と比較的リーズナブルに設定されています。

運営会社	株式会社eclore
料金体系	リード紹介料：1社あたり5,000円
登録企業数	5,000社以上
実績数	100,000件以上
特徴	リーズナブルな料金設定
公式HP	https://www.ikkatsu.jp/keisai/

ビジネスマッチングサイト⑥：リカイゼン（リトライブ株式会社）

引用元：リトライブ株式会社「リカイゼン」

リカイゼンは、リトライブ株式会社が運営するビジネスマッチングサイトです。主にシステム開発やWeb制作、映像制作、コピーライティングなどクリエイティブ系の領域に特化しています。

料金プランが細かく分かれている点も特徴で、リーズナブルなTrialプラン、最も人気のStandardプラン、営業力を補完するPrimeプラン、効果を総合分析してくれるVerifiedプランと、目的や企業規模に応じて柔軟に選択可能です。

ビジネスマッチングサイト⑦：earthkey（株式会社アースキー）

引用元：株式会社アースキー「earthkey」

earthkey（アースキー）は、株式会社アースキーが運営するビジネスマッチングサイトです。料金体系など詳しい情報は公表されておらず、利用を検討する際は直接問い合わせる必要があります。

earthkeyでは独自の審査基準によって厳選された最先端のIT企業のみが登録できる仕組みのため、量より質を重視した高品質なマッチングを実現できます。また、他サイトにはあまりない海外の最先端企業とのマッチングも可能な点が特徴です。

ビジネスマッチングサイト⑧：リンカーズ（リンカーズ株式会社）

引用元：リンカーズ株式会社「Linkers」

リンカーズは、リンカーズ株式会社が運営するものづくり業界に特化したビジネスマッチングサイトです。過去に内閣府オープンイノベーション大賞の優良事例に選出された実績があり（※内閣府オープンイノベーション大賞とは、内閣府がオープンイノベーションの模範となる取組を表彰する制度です）、産業支援機関と守秘義務契約を結んでいるため、自社の社名や情報を開示せずに相手企業にアプローチできます。

ビジネスマッチングサイト⑨： Web幹事（株式会社ユーティル）

引用元：株式会社ユーティル「Web幹事」

Web幹事は、株式会社ユーティルが運営するホームページ制作に特化したビジネスマッチングサイトです。姉妹サービスとして「動画幹事」「システム幹事」「営業幹事」も展開しています。

詳しい料金体系や累計実績数は非公開ですが、登録企業数は5,000社以上、月間の相談実績は400件以上に上ります。初めてホームページを作成する方や、既存サイトのリニューアルを検討している方にとって頼れるマッチングサイトと言えるでしょう。

ビジネスマッチングサイト➉：Biz-Create（株式会社三井住友銀行）

引用元：株式会社三井住友銀行「Biz-Create」

Biz-Create（ビズクリエイト）は、株式会社三井住友銀行が運営するビジネスマッチングサイトです。大手金融機関が母体となっているためネットワークが広く、中小企業から大企業、病院、大学、自治体まで業種・業界を問わず幅広い企業と繋がることができます。

 ビジネスマッチングサイト⑪：Boxil（スマートキャンプ株式会社）

引用元：スマートキャンプ株式会社「Boxil」

Boxil（ボクシル）は、スマートキャンプ株式会社が運営するビジネスマッチングサイトです。SaaS領域に特化したサービス比較サイトで、営業支援や会計、勤怠管理などあらゆるSaaSを横断的に比較できます。各サービスの特徴やメリットを簡単に把握でき、気になるサービスの資料もボタン一つでまとめて請求可能です。

 ビジネスマッチングサイト⑫：Ready Crew（フロンティア株式会社）

引用元：フロンティア株式会社「Ready Crew」

Ready Crewは、フロンティア株式会社が運営する業界・業種を問わないオールラウンド型のビジネスマッチングサイトです。発注先となるパートナー企業を無料で提案してもらえるため、あらゆるビジネス上の課題解決に役立ちます。また、登録や契約書の取り交わしが不要で、問い合わせからヒアリングまで気軽に進められる仕組みも魅力です。

ビジネスマッチングサイト⑬：ビズオン（WizBiz株式会社）

引用元：WizBiz株式会社「WizBiz」

ビズオンは、WizBiz株式会社が運営するビジネスマッチング専用のスマホアプリです。利用できるユーザーを企業経営者や役員、個人事業主、フリーランス、副業ワーカーに限定し、商談・営業活動、情報交換、人脈構築などのマッチング機会を無料で提供します。

ユーザー登録をするだけで、1か月に150人の経営者を紹介してもらえます。あとはその中から「興味がある人」を選ぶだけでマッチングが成立し、アプリ内のチャットで直接コミュニケーションを取ることが可能です。

ビジネスマッチングサイト⑭：CXOバンク（CXOバンク株式会社）

引用元：CXOバンク株式会社「CXOバンク」

CXOバンクは、CXOバンク株式会社が運営する経営者専用のビジネスマッチングサイトです。最大の特徴は実名制かつ完全審査制である点です。独自の厳しい審査を通過した人だけが登録できるため、安心感が高く質の良いマッチングが期待できます。

また、利用料は完全無料のため、コストをかけずに良質な経営者ネットワークを構築したい方にも適したサービスです。

ビジネスマッチングサイト⑮：つなぎ屋本舗社長メシ（モバイルバリュージャパン株式会社）

引用元：モバイルバリュージャパン株式会社「つなぎ屋本舗」

つなぎ屋本舗は、株式会社ユナイテッドウィルが運営するビジネスマッチングサイトです。300名以上の経営者が参加するIT・モバイル業界の交流会「デジタル・オフライン・クラブ」から派生して誕生したサービスで、自社の商品やサービスをPRしたり、顧客探しを支援してくれるマッチングサイトとして活用できます。

また、掲載費用や資料請求に伴う課金が一切ないため、完全無料で利用可能です。広告・PRの場としても活用できる点でユニークなサービスと言えるでしょう。

ビジネスマッチングサイト⑯：J-GoodTech（独立行政法人 中小企業基盤整備機構）

引用元：独立行政法人 中小企業基盤整備機構「J-GoodTech」

J‑GoodTech（ジェグテック）は、独立行政法人 中小企業基盤整備機構（通称：中小機構）が運営する、日本の優れた中小企業と国内外の大手企業・海外企業をつなぐビジネスマッチングプラットフォームです。

経済産業省所管の政府系機関による厳選掲載により、信頼性と実効性が高いのが特徴です。ウェブ上での検索・情報交換・マッチング支援に加え、専門家によるコーディネートや展示会連携などオフラインでのサポートも提供し、効率的な企業間の新規取引や技術連携を実現します。

“J-GoodTech”のおすすめポイント

J‑GoodTechは、登録企業数が国内中小企業約26,000社、大手企業約1,000社、海外企業約8,000社、合計で約35,000社以上にのぼる幅広いネットワークを持ち、年間約10,000件以上のビジスマッチング実績があります。

すべてのサービスが無料で提供されており、登録企業はMYページで自社の技術・サービスを自由にアピールでき、初回に限り無料の英訳サービスも利用可能です。
さらに、中小企業向けの支援では、中小機構の専門コーディネーターがニーズに応じたマッチングや交渉をサポートし、オンライン上だけでなく、展示会や商談会との連携も行われるため、効率的かつ手厚い支援が受けられる点が魅力です。

ビジネスマッチングサイト⑰：AUBA（株式会社eiicon）

引用元：株式会社eiicon「AUBA]

AUBA（アウバ）は、パーソルイノベーション株式会社傘下のeiiconが運営する、日本最大級のオープンイノベーション特化型ビジネスマッチングプラットフォームです。

「価値ある出会いが未来を創る」をテーマに、全国の企業・大学・自治体などが登録し、共創パートナーを探せる仕組みを提供しています。単なるビジネスマッチングにとどまらず、プロの伴走支援によってオープンイノベーションの実現を促進する点が大きな特徴です。

“AUBA”のおすすめポイント

AUBAは累計登録企業数が3.2万人〜3.4万人超と、日本最大級のプラットフォームであり、1,700件以上の共創事例（新規事業創出）を支援してきた実績があります。

単なるマッチングではなく、プロフィール作成やパートナー探索、共創実践までプロのコンサルタントが伴走支援を行う「伴走型支援体制」が特徴で、オープンイノベーションの文化をコミュニティ内に醸成しています。
また、バーチャルコワーキングスペース「SHABERUBA」の提供により、偶発的な出会いを促すオンライン交流の場も設けられており、イベントやコミュニティマネージャーの支援を通じて活発な交流が可能です。

ビジネスマッチングサイト⑱：請負市場（株式会社コントラフト）

引用元：株式会社コントラフト「請負市場」

請負市場は、建設業界に特化したオンラインマッチングプラットフォームで、工事を発注したい企業と、受注可能な職人や一人親方を迅速につなぐサービスです。

土木・建築・内装・電気・配管など幅広い工種を網羅し、評価制度により相手のこれまでの実績や評判を確認できる安心設計となっています。スマートフォンからの投稿・応募にも対応しており、ITに慣れていない方でも簡単に利用可能な点も魅力です。

 “請負市場”のおすすめポイント

請負市場の大きな強みは、登録企業数が1万9,000社以上、掲載案件数が1万件前後という豊富なマッチング対象を抱えていることです。多彩な工種をカバーしつつ、評価制度やランキング機能があるため、発注者・受注者ともに信頼できる相手とのマッチングが可能です。

また、24時間いつでも案件掲載・応募ができるため、迅速かつ柔軟な取引が実現でき、IT初心者でも利用しやすいインターフェイスも魅力です。

ビジネスマッチングサイト⑲：メディアレーダー（株式会社アイズ）

引用元：メディアレーダー（株式会社アイズ）

メディアレーダーは、広告業界に特化した資料提供型×マッチング機能を備える法人向けプラットフォームです。

媒体社やマーケティング会社は広告・マーケティング資料を無料で掲載でき、広告主や広告代理店は会員登録することで、それらを無料で閲覧・ダウンロード可能です。その際、アンケート回答による真意のあるリード獲得や案件相談の場も提供し、広告業界における効率的な情報交換と営業機会をつくる仕組みが特長です。

 “メディアレーダー”のおすすめポイント

メディアレーダーは、2025年5月現在、会員数が13万人を突破しており、広告業界向けプラットフォームとして最大規模を誇ります。

また、累計のリード（資料ダウンロードによる興味あるユーザー情報）が150万件を突破しており、豊富な見込み顧客との接点を生成しています。資料掲載とリード取得は成果報酬型で、無料掲載が可能なため、初期コストを抑えて導入できるのも魅力です。

さらに、セミナー動画掲載やオンラインセミナー「メディアレーダー WEEK」も活用でき、これらを経由したリード取得が可能。案件マッチングやメール配信機能など最新の営業支援機能も拡充されており、リードの可視化とアプローチが効率的に行えます。

ビジネスマッチングサイト⑳：WizBiz（WizBiz株式会社）

引用元：WizBiz株式会社「WizBiz」

WizBiz（ウィズビズ）は、「経営者の右腕になる」をモットーに、中小企業向けに展開される経営支援プラットフォームです。

ウェブメディアの運営、メールマガジン、セミナーや勉強会開催、BizOn!などのビジネスマッチングアプリの提供を通じて、経営者同士の交流と成長機会を創出しています。日本最大級の規模を誇る経営者ネットワークをベースに、経営課題解決を支援しています。

“WizBiz”のおすすめポイント

WizBizの最大の強みは、20万社以上の企業が会員登録している経営者向けネットワークである点です。
これにより、質の高い出会いや情報提供が可能で、信頼性の高いマッチングが実現します。オリジナルのマッチングアプリ「BizOn!」では、登録企業による累計20万組以上のビジネスマッチングが成立しており、その成約力は業界でも突出しています。

さらに、セミナーや勉強会への参加による学びや交流機会、成功報酬型広告、官公庁ビジネス支援など、多彩なサービスラインアップが経営課題に即応できる点も魅力です。

ビジネスマッチングサイト㉑：コンペル（株式会社ジャパンプ）

引用元：株式会社ジャパンプ「コンペル」

コンペルは、株式会社ジャパンプが運営するビジネスマッチングプラットフォームで、製品やサービスの導入を検討している企業担当者に対し、最適な発注先企業を専門コンサルタントが紹介するサービスです。

一括見積もり依頼や資料請求を通じて、複数社との比較検討を効率的に実施でき、手間を大幅に軽減できます。

“コンペル”のおすすめポイント

コンペルの大きな魅力は、すべてのサービスが無料で提供されている点です。一括見積もりや業者紹介を何度でも無料で利用でき、しつこい営業電話の心配もありません。

さらに、専門コンサルタントによる丁寧なヒアリングにより、依頼者の条件に合った企業の紹介が可能で、最速で当日中に紹介が実現するケースもあります。

また、70以上のサービスカテゴリーに対応しており、マッチング対象の幅広さも強みです。加えて、最大6社のサービスを一括比較できる機能も備えており、複数企業・サービスの中から自社に最適な選択を迅速に行えます。

ビジネスマッチングサイト㉒：ITreview（アイティクラウド株式会社）

引用元：アイティクラウド株式会社「ITreview」

ITreviewは、法人向けIT製品・クラウドサービス（SaaSなど）のレビューサイトとして、日本国内で最大級の規模を誇るプラットフォームです。

実際の導入企業や利用者によるリアルなレビューを集約し、機能性・価格・評価・比較ツールを通じて、利用者が自信を持って自社に最適な製品を選択できるよう支援しています。

“ITreview”のおすすめポイント

ITreviewは2025年2月時点で 会員数が15万人を突破 しており、幅広い業種・役職層に支持されています。

掲載されている製品・パートナー情報は 12,000件以上、ユーザーレビューは 136,000件以上 と、圧倒的な情報量を誇ります。
比較表、カテゴリーレポート、「ITreview Grid」による評価、四象限マップなどの多彩な分析・可視化機能により、導入検討から意思決定までを包括的にサポートします。

 ビジネスマッチングサイト㉓：お問合せポータル（株式会社お問合せポータル）

引用元：株式会社お問合せポータル「お問合せポータル」

「お問合せポータル」は、法人向けに特化したB2Bマッチングサービスで、専門コンシェルジュが相談内容や予算・要望をヒアリングし、最適なサービス企業や業者を紹介します。

累計相談社数は業界最大級で、企業の多様な課題に寄り添う「何でも相談できる」無料プラットフォームとして信頼されています。

 “お問合せポータル”のおすすめポイント

本サービスの大きな魅力は、累計相談企業数が210,000社以上にのぼる長年の実績にあります（2025年現在）。

さらに、扱うカテゴリは2,500を超える多種多様さで、どんな領域の相談にも対応可能です。クライアントのニーズに合わせて中立的な立場から最適なサービスを紹介し、紹介側もコンシェルジュの支援を得られるため、安心して利用できます。

また、費用は相談者側は完全無料で、登録企業は広告掲載など利用内容に応じて別途相談という仕組みもポイントです。

ビジネスマッチングサイト㉔：ビジネスチャンス・ナビ（中小企業受注拡大プロジェクト推進協議会）

引用元：中小企業受注拡大プロジェクト推進協議会「ビジネスチャンス・ナビ」

「ビジネスチャンス・ナビ」は、官公庁や外郭団体、民間企業の入札・調達情報を一括掲載し、中小企業の受注機会を効率的に拡大する無料の受発注マッチングプラットフォームです。

東京都およびその支援機関が連携して運営しており、企業は登録後、幅広い案件へのアクセスや、戦略的営業が可能になります。

 “ビジネスチャンス・ナビ”のおすすめポイント

このプラットフォームは完全無料で利用でき、地方に関係なく全国の企業が電子入札等に参加可能です。
案件は官公庁だけでなく民間企業からの調達案件も含まれ、「おすすめ案件のメール通知」や「自社PR掲載」なども利用できるため、効率よく受注機会を獲得できます。

近年では、約4万3,000社以上の企業が登録し、累計6,000件以上のマッチング実績を持つなど、着実な成果を生んでいます。

ビジネスマッチングサイト㉕：Creww（Creww株式会社）

引用元：Creww株式会社「Creww」

Creww（クルー）は、「大挑戦時代をつくる。」をビジョンに掲げ、スタートアップと大企業・自治体・個人などをつなぎ、「ヒト・モノ・カネ・チャンス」を創出する、日本最大級のオープンイノベーションプラットフォームです。

クラウド型支援サービス「Creww Growth」や、インキュベーション機能「STARTUP STUDIO」など、多彩なプログラムを展開しています。

“Creww”のおすすめポイント

Crewwの最大の強みは、8,000社以上のスタートアップが登録する国内最大級のコミュニティプラットフォームであることです（2025年1月時点）。

さらに、500回以上のオープンイノベーションプログラム開催実績と、累計1,500件以上の協業を実現した圧倒的な成果があります。登録数は以前4,000〜6,000社だった時期もありましたが、現在は8,000社超となっており、成長が一層加速していることがうかがえます（登録数の推移：4,000件→6,000件→8,000件）。

これにより多様な協業機会、プログラム参加、ネットワーキングが可能な点が大きな魅力です。

 ビジネスマッチングサイトモノマド㉖：（テクノポート株式会社）

引用元：テクノポート株式会社「モノマド」

モノマドは、テクノポート株式会社が運営する、加工技術と対応可能な加工会社をつなぐマッチングサイトです。

切削加工や金型制作、鋳造、表面処理、樹脂・ゴム加工、歯車・バネ加工などの多様な工法について、基礎知識や技術解説コンテンツも提供し、加工希望者と企業の出会いを支援します。初心者の学び直しにも有効な情報提供が特長です。

 “モノマド”のおすすめポイント

モノマドの最大の強みは、加工業者の探索を無料で代行してくれる点。テクノポートが築いた1,000社以上の中小製造業ネットワークを活かし、発注者の条件に合う最適な加工業者を迅速にマッチングします。

さらに、希望に応じてプライベート商談会の開催や、今後のバージョンアップ予定に含まれる加工方法相談サービス（図面作成前に技術者と相談可能）など、高精度な支援体制も構築しています。

ビジネスマッチングサイト㉗：BtoBプラットフォーム 商談（株式会社インフォマート）

引用元：株式会社インフォマート

「BtoBプラットフォーム 商談」は、業務用食品・食材の仕入れや販売に特化したクラウド型マッチングサービスです。

買い手企業は商品検索・募集機能・カート機能・分析機能などを活用して仕入れ業務を一元管理でき、売り手企業は商品掲載やサンプル依頼などを通じて販路を強化できます。

業界最大級の食のビジネスマッチング市場を提供し、効率的な商談の機会創出を支援します。

“BtoBプラットフォーム 商談”のおすすめポイント

本サービスの魅力は、日本全国の業務用食品・食材を約20万点掲載しており、買い手企業が必要とする最適な商材を簡単に見つけられる点です。

さらに、買い手向けには月額5,000円（税別・年間契約）から利用可能なプランがあり、料金も明確かつ導入しやすい設計です。
売り手や両者向けには決済代行・ポイント還元・分析機能など、業務効率化と販促促進を支える支援機能も幅広く搭載されています。

ビジネスマッチングサイト㉘：GMOコネクト（GMOコネクト株式会社）

引用元：GMOコネクト株式会社「GMOコネクト」

GMOコネクトは、営業支援・採用支援・開発支援を3本柱に、“人とビジネスを結ぶ架け橋”となるビジネスマッチングおよびコンサルティングサービスを提供する、GMOインターネットグループのビジネス支援企業です。
設立は2013年で、決裁者同士の商談機会創出やオンライン交流会「コネクトミーティング」などを通じて、企業の成長と価値ある出会いを支援しています。

“GMOコネクト”のおすすめポイント

最大の強みは、専任担当による定額制マッチング「コネクトプラス」で、毎月4〜8社との商談機会を提供し、13,000名以上のビジネスパーソンデータを活用した最適なマッチングを支援する点です。

料金プランは月額9,000円から用意され、初期費用が無料のキャンペーンもあり、費用対効果の高い営業支援を実現しています。また、オンライン交流「コネクトミーティング」では、ランダムマッチングやミニプレゼン、意欲的な1on1へつなげる仕組みもあり、幅広い業界間での新規接点創出にも最適です。

ビジネスマッチングサイト㉙：Bizloopサーチ（株式会社トリニティ）

引用元：株式会社トリニティ「Bizloopサーチ」

Bizloopサーチは、商品・サービス・店舗情報を無料でPRできる、掲載型のポータルサイトです。

会員登録後すぐに、SEO対応の簡易ホームページが自動生成され、専門的な知識がなくても視覚的に魅力的なギャラリーページや問い合わせ機能を活用できます。

中小企業や個人事業主がオンラインでの露出を強化しやすい仕組みが特徴です。

 “Bizloopサーチ”のおすすめポイント

Bizloopサーチの魅力は、簡単・無料で商品や店舗情報の掲載ができる手軽さです。

200以上のカテゴリ、ギャラリー機能、問い合わせフォームなどが備わっており、効果的にPRする仕組みが整っています。
登録企業数は約86,300社、掲載商品・サービス数は約72,775件にのぼる規模の大きさも強みです。

ビジネスマッチングサイト㉚：TRANBI（株式会社トランビ）

引用元：株式会社トランビ「TRANBI」

TRANBI（トランビ）は、日本初のインターネットを活用した事業承継・M&Aマッチングプラットフォームです。売り手は無料、買い手には月額制の料金体系を採用し、成約手数料を撤廃。中小企業オーナーでも低コストでM&Aを実現できる仕組みを提供しています。

閲覧・マッチングだけでなく、オンラインセミナーやエージェント支援も充実しており、初心者にも使いやすい環境を整備しています。

 “TRANBI”のおすすめポイント

TRANBIの最大の強みは、2025年3月期における年間M&A成約件数が529件（前年度比＋54%）に達した実績です。

2024年10月には月間成約件数が50件（売り手・買い手合計100者）という高いマイルストーンも達成。掲載案件数は2,000件以上、売り手への平均申込数は15件以上に上り、マッチング精度と案件量の両面で競争力があります。

また、登録者支援として、マッチングエージェントサービスや買い手向けセミナーなど、多面的なサポートが用意されており、初心者でも安心してM&Aに取り組めます。

ビジネスマッチングサイト㉛：官民クラウド（ディースタンダード株式会社）

引用元：ディースタンダード株式会社「官民クラウド」

「官民クラウド」は、全国1,724の自治体が抱える課題をデータベース化し、民間企業が解決プランを提案できるマッチング＆営業支援サービスです。

自治体の課題内容に沿った企画書の添削から、アポイント取得までを代行し、自治体営業を効率化する仕組みを提供しています。

“官民クラウド”のおすすめポイント

官民クラウドは、自治体課題を大量に可視化した革新的なプラットフォームです。2022年時点で38,755件、2023年にはさらなる掲載増加で42,511件の課題が登録され、企業は幅広い地方課題に効果的にアプローチできます。

また、年間120件〜240件まで対応可能な料金プランが用意されており、自治体へのアプローチ量に応じた柔軟な利用が可能です。
企画設定や提案文書の添削、営業まで代行支援する体制により、自治体営業の成功率と効率が非常に高まります。

ビジネスマッチングサイトとは？

ビジネスマッチングサイトとは、製品・サービス・ノウハウ・技術などを必要としている企業（または人）と、それらを提供できる企業（または人）をオンライン上でマッチングするWebサイトのことです。新規顧客の獲得や新規事業の立ち上げなど、ビジネスを拡大したいときに活用されます。

ビジネスマッチングのサービス提供主体としては、専業のマッチングサービス事業者や展示会の主催者、銀行、自治体などが存在します。それぞれ提供形態は異なりますが、目的はビジネスの出会いの場を作り、企業同士の協業や取引を促進することにあります。

ビジネスマッチングサイトを利用するメリット

ビジネスマッチングサイトにはさまざまなメリットがあります。ここでは、利用する主なメリットを4つご紹介します。

ビジネスマッチングサイトのメリット① 効率よくリードを獲得できる

ビジネスマッチングサービス最大のメリットは、効率的にリード（見込み顧客）を獲得できる点です。一般的にリードとは将来顧客になる可能性のある見込み客を指し、通常は自社で電話やメール、訪問などの営業活動によって一件ずつ開拓していきます。リードになり得る企業を見つけて、積極的に接点を作っていくのです。そのため、リードを獲得するためには多くの労力が必要となります。

しかし、マッチングサイトを利用すれば、自社で足を使って探さなくても継続的に見込み客からの問い合わせを得ることができます。

ビジネスマッチングサイトのメリット② 自社にないノウハウを確保できる

企業同士が提携・協業することで、自社が持っていないノウハウや技術を補完できる点も大きなメリットです。例えば「特定のプログラミング言語を扱えるエンジニアが社内にいない」「自社のWeb制作チームはデザイン面が弱い」といった悩みを抱える企業は少なくありません。ビジネスマッチングサイトを活用すれば、そのような課題を解決できる外部のパートナー企業を見つけることができます。

ビジネスマッチングサイトのメリット③ 他社の製品や技術、サービスを知ることができる

マッチングサイトで企業同士が繋がることで、他社のサービスや製品、ノウハウ、技術などを知ることができます。他社の強みや最新の取り組みを把握できれば、自社との差別化ポイントが明確になり、より効率的に事業を進められるでしょう。

単にビジネスパートナーを見つけるだけでなく、競合他社の情報収集の手段としてもうまく活用できます。具体的には、どの価格帯で勝負しているのかなどを把握できるため、他社との差別化を図れます。他社との差別化ができれば、事業を効率よく進められるでしょう。BtoBマッチングサービスは単なるビジネスパートナー探しだけではなく、競合調査にも利用できます。

ビジネスマッチングサイトのメリット④ 有名企業のブランド力を活用できる

ビジネスマッチングサイトを利用すれば、誰もが知るような有名企業や大手企業と繋がるチャンスも生まれます。そうした企業のブランド力やマーケティング力を上手に借りることができれば、多額の広告宣伝費をかけずとも集客力を高めることが可能です。また、有名企業との取引実績ができればステークホルダー（利害関係者）からの信頼度も向上し、顧客離れの防止や長期的な取引にもつながります。

ビジネスマッチングサイトを利用するデメリット

一方で、ビジネスマッチングサイトの利用には注意点もあります。主なデメリットを2つ確認しておきましょう。

ビジネスマッチングサイトのデメリット① 成果が出るまでに時間が必要

ビジネスマッチングサイトは企業同士の出会いの場を提供する役割に留まるケースが多く、その先の商談や関係構築のサポートまでは基本的に受けられません。したがって、マッチングしてから実際に成果（契約や取引）につながるまでに時間がかかることがあります。

他の企業と接点が生まれたとしても商談の日程を調整したり、案件を整理したりと成果が出るまでに時間がかかります。これは、通常の営業プロセスと変わりません。BtoBマッチングサービスは早急に成果を出すためのサービスではない点に注意して利用するといいでしょう。

せっかくマッチングしても、相手企業が想定と違って選定し直し…というケースもあり、成約に至るまでは試行錯誤と一定の期間が必要でしょう。短期的な成果を求めすぎず、中長期的な視点で活用することが大切です。

ビジネスマッチングサイトのデメリット② パートナー企業の情報が不明確

マッチングサイトに登録されている企業情報は、基本的に各企業の自己申告です。そのため、掲載されている実績や経験、技術などが本当に確かなものかどうかは自社でしっかり精査する必要があります。中には登録企業の審査を厳しく行っている信頼性の高いマッチングサイトもありますが、そうでない場合は情報の真偽を見極める目を持つことが重要です。

信頼できるビジネスマッチングサイトを選び、相手企業の情報もしっかりチェックした上で商談を進めるようにしましょう。

ビジネスマッチングサイトのデメリット③ 必ず商談に繋がるとは限らない

BtoBマッチングサービスを利用する際は、マッチング＝商談成立ではないことを理解しておく必要があります。
これらのサービスはあくまで企業同士の「接点」を生み出す場であり、実際の取引や商談は、その後のやり取りや相互理解を経て初めて実現します。

たとえマッチングが成立しても、話し合いを重ねる中で条件や方向性に相違が見つかり、結果として商談に至らない場合もあります。これは決して珍しいことではなく、むしろ多くの企業で起こり得るプロセスです。

ただし、そもそも他社との接点がなければ新しいビジネスチャンスは生まれません。マッチングサービスを通じて有望なリード（見込み顧客）を獲得することは、商談や取引成功の第一歩です。重要なのは、マッチングをきっかけに相手との関係性を築き、将来的な取引に繋げるためのフォローアップや情報提供を怠らないことです。

ビジネスマッチングの種類

一口にビジネスマッチングと言っても、その提供形態にはいくつか種類があります。ここでは代表的な3つの形態について解説します。

ビジネスマッチングの種類① ビジネスコンサル

コンサルティング会社など専門知識が豊富な第三者が仲介役となり、独自のリサーチと社内マッチングシステムを使って企業同士を結びつけるタイプです。単に出会いの機会を創出するだけでなく、商談成立まで手厚くサポートしてくれたり、場合によっては経営コンサルティングや人材の提供まで行うこともあります。

ただし高度な分サポート費用も高額になりやすいため、利用には十分な計画と予算の検討が必要です。

ビジネスマッチングの種類② 展示会・イベント

展示会や交流イベントの場では、特定のテーマに関心を持つ企業や個人が一堂に会します。出展料や準備の手間はかかるものの、興味関心が合致した相手と直接出会えるため最適なマッチングが実現しやすい点がメリットです。お互いに前向きな姿勢で臨んでいるケースが多いため、スピード感を持って商談に進めることもできます。

ビジネスマッチングの種類③ プラットフォーム

Webサイトやスマホアプリ上のオンラインプラットフォームを利用する形態です。企業や個人が自社のプロフィール情報を登録し、仕事の案件を掲載したり、逆に掲載された案件の中から自社ニーズに合うものを探してマッチングします。

検索機能で条件を絞り込んで相手を探せるため、ニーズにマッチした企業や案件を効率的に見つけられるのが利点です。時間や場所を問わずに利用できる手軽さから、現在主流となっている形態と言えるでしょう。

ビジネスマッチングの仕組みと料金体系

ビジネスマッチングサービスを利用するとさまざまなメリットがありますが、一体どのような仕組みでマッチングが行われるのでしょうか。ここでは、ビジネスマッチングの具体的な流れと料金体系について詳しく解説します。

① ビジネスマッチングはどのように行われる？

ビジネスマッチングを行う方法には、大きく分けて次のようなパターンがあります。

• 専用のWebサイトを利用する方法: 民間企業が提供するビジネスマッチングサービスのWebサイトを活用します。本記事で紹介したようなプラットフォーム型のサービスがこれに該当します。
• 金融機関が運営するサービスを利用する方法: 銀行などが自社顧客向けに提供するマッチングサービスを利用します（例：Biz-Createなど）。
• 自治体や商工団体主催の交流会に参加する方法: 地方自治体や商工会議所が開催するビジネスマッチングイベントや交流会に参加します。

この中でも、最も手軽で効率的にビジネスパートナーと繋がりやすいのが、民間企業が運営するビジネスマッチングサイト（Webサービス）の活用です。インターネット上で24時間いつでも相手を探せて、条件に合う企業にアプローチできるため、時間と労力を大幅に節約できます。

② ビジネスマッチングサイトにおけるマッチングまでの具体的な流れ

ビジネスマッチングサイトを利用して実際にマッチングが成立するまでの流れは、大きく発注側と受注側の2パターンに分かれます。それぞれ順を追って見ていきましょう。

仕事を依頼したい場合（発注者側）

ビジネスマッチングサイト上には、登録企業ごとに会社情報・事業内容・保有技術やノウハウ・事例や実績などが掲載されています。まずはマッチングの目的や求める相手の業種などを入力し、ニーズに合致する企業を検索・絞り込みましょう。

目ぼしい企業が見つかったら、マッチングサイトを通じて問い合わせ（発注相談）を行います（※サービスによってはサイトを介さず直接企業に問い合わせできる場合もあります）。企業によってはパンフレットや事例資料などを掲載しているため、依頼前にそうした情報にも目を通しておくと良いでしょう。

問い合わせに対して企業から返信があれば、以降はサイト上のメッセージ機能やメール等で詳細のやり取りを行います。条件や要望が一致すれば商談成立となり、具体的な契約・発注へと進みます。

仕事を受注したい場合（掲載者側）

上記とは逆に、仕事を受注する側（サービス提供側）として利用する場合は、自社の企業情報や保有する技術・ノウハウなどをマッチングサイトに登録し、公開します。自社の強みや実績をできるだけ明確かつ具体的にアピールすることで、発注企業から問い合わせが来やすくなります。

実際に企業から問い合わせがあれば、その内容を確認した上で商談に臨むか検討しましょう。条件面の交渉など商談が進み、双方合意に至れば契約成立となります。

③ ビジネスマッチングサイトの料金体系

ビジネスマッチングサイトの料金体系は、主に以下の3つに分類できます。

• 月額型:
  初期費用＋月額費用を毎月支払う料金体系です。毎月の支払いが発生する分、最低契約期間が設けられている場合もあります。
  また、月額課金のサイトでは一度に複数社へ一括見積もり依頼ができるケースが多く、その場合受注側企業にとっては他社との相見積もりによる価格競争が発生するリスクがあります。
  一方で、月額型を採用しているサイトは規模が大きく案件数も豊富な傾向があり、問い合わせ件数が多いというメリットがあります。料金の相場は月額1万～10万円程度です。
• 成果報酬型:
  発注企業と契約が成立したタイミングで初めて費用を支払う料金体系です。
  契約金額の5～20%ほどを手数料として支払うのが一般的で、顧問契約や保守契約など継続案件の場合は1年分の契約金額を基準に手数料を算出するケースもあります。
  成果報酬型は受注企業にとって契約成立まで費用負担が一切ない点がメリットです。その反面、サイト運営側としては契約が成立しないと収益にならないため、発注企業へのヒアリングを綿密に行ったり商談に同席したりと、発注側への手厚いサポートを行う傾向があります。
• 課金型:
  マッチングサイトへの企業情報の掲載自体は無料で行い、案件の紹介や問い合わせが発生した段階で料金が発生する体系です。
  有料プランに契約したものの案件が全く来ない、といったリスクを避けられるメリットがあります。ただし、月額型と同様に案件配信数が収益に直結するため、結果として一つの案件に複数企業がエントリーする相見積もり形式となるケースが多い点に留意が必要です。
  料金相場は1案件あたり5,000～20,000円程度に設定されていることが一般的です。

ビジネスマッチングサイトを選ぶ際に確認するべきポイント

「ビジネスマッチングサイト」と検索するだけでも、非常に多くのサービスがヒットします。どれを選べばいいのか迷ってしまう方もいるでしょう。そこで、マッチングサイトを選定する際にチェックしておきたい5つのポイントをご紹介します。以下のポイントを押さえておけば、自社の目的・ニーズに合ったサービスを適切に選択できるはずです。

ビジネスマッチングサイトを選ぶポイント① 実績が豊富なサービスを選ぶ

まず注目したいのが、そのサイトでのマッチング実績の数です。成約実績が豊富なサイトは、それだけ活発にマッチングが行われている証拠と言えます。案件数や登録企業数が多く、結果としてマッチング率が高い可能性があるでしょう。

ただし、公開されている実績数がすべてではない点には注意が必要です。サイトによっては非公開の成約事例もあるため、数字はあくまで目安として捉えつつ総合的に判断しましょう。

ビジネスマッチングサイトを選ぶポイント② 得意とする分野を事前にチェックしておく

各ビジネスマッチングサイトが得意とする分野を確認した上で選ぶことも重要です。マッチングサイトには、幅広い分野の案件を扱うオールラウンド型のサイトと、「M&A」「士業（専門資格者）」「スキルシェア」といった特定分野に特化したサイトがあります。

専門分野に特化したマッチングサイトでは、サイト運営者やコンシェルジュがその分野の専門知識を持っているため、ニーズに適した企業を提案してもらえるなど質の高いサポートが期待できます。自社の目的やニーズに合った専門性の高いマッチングサイトを選ぶことが、理想のパートナー発見への近道となるでしょう。

ビジネスマッチングサイトを選ぶポイント③ 料金形態を確認する

利用する際にかかる料金や手数料も事前に確認しておきましょう。前述の通り、サイトによって月額型・成果報酬型・課金型など料金体系はさまざまです。それに加えて、手数料の割合が何％なのか、最低契約期間が何か月か、といった条件もサイトごとに異なります。

自社の予算や方針に照らして無理のない範囲で利用できるサービスか、料金体系をしっかり把握した上で検討することが大切です。

ビジネスマッチングサイトを選ぶポイント④ 登録している企業数を確認する

そのサイトに何社の企業が登録しているかも重要なチェックポイントです。単純に、登録企業が多いほど仕事を受注できるチャンスや案件の選択肢が増えます。多くの企業と繋がれること自体がビジネスマッチングサイトを使う最大のメリットですから、できるだけ登録企業数が多いサービスを選びたいところです。

ただし、闇雲に数だけ多くても、自社の業界と合わない企業ばかりでは意味がありません。登録企業数の多寡は一つの目安として、併せて自社の業種・分野の企業が十分含まれているかも確認できるとベターです。

ビジネスマッチングサイトを選ぶポイント⑤ 運営会社を確認する

マッチングサイトを誰が運営しているかも見逃せないポイントです。運営主体は大きく分けて、民間企業か金融機関・商工団体などの公的機関かの二種類があります。

民間企業が運営しているサイトは、その企業が得意とする領域に特化したサービスであるケースが多いです。たとえば、IT/Web系企業が運営するサイトならIT特化型、人材会社が運営するサイトなら人材マッチング特化型、といった具合です。一方、公的機関が運営するサイトとしては、全国の商工会議所・商工会が共同運営する「ザ・ビジネスモール」などがあり、無料で利用できるものがほとんどです。

運営会社が信頼できるか、また自社の業界に対する知見を持っていそうか、といった観点で選ぶのも大切です。安心して利用できるサービスかどうか、運営元の企業や団体の情報も確認しておきましょう。

ビジネスマッチングサイトのよくある質問

オープンイノベーションに適したビジネスマッチングサイトはありますか？

グローバル企業とつながれるビジネスマッチングサイトはありますか？

ビジネスマッチングサイトを使うときに成果を上げるにはどうすればいいですか？

自社に合ったビジネスマッチングサイトを選ぶ方法はありますか？

ビジネスマッチングサイトは無料で利用できますか？

まとめ

EMEAO!（エミーオ）

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